出血・腹痛からの恐れていたこと
今日の内容ですが、これも高齢妊活のひとつの事例としてどなたかの参考になればと思い、気持ちもやっと落ち着いてきたので、今回始めての妊娠で起きた私の事象とその結果を書き綴っていきたいと思います。
前回妊娠6週目で初診を受け、胎嚢と胎芽らしきものは見えたものの心拍確認は出来ず、2週間後にまた受診する予定でした。
7週目に入った頃の朝、ほんの少し出血がおりものに混ざっていました。
その日はその一回のみでした。
妊娠初期の少量の出血はよくある事のようなのであまり心配してませんでしたが
翌日、小さな黒っぽい血の塊が出ていました。
流産したか・・
直感でそう思いました。
胸の張りが数日前からなくなっていた事が気になっていて、
何となく、嫌な予感がしていたのですぐよぎりました。
旦那にも伝え、もしかするとという事は話し、その日は日曜日で病院もすぐには行けなかったので初診の時にもらった紙を引っ張り出しました。
・出血が生理よりも多く腹痛がある場合はすぐに緊急連絡先へ
と書いてあったので、その場合は連絡とだけ頭に入れ、その日は安静に過ごすようにしました。
それからは生理のような出血までいかない、少し鮮血が出ている状態でした。
35歳くらいからは30%以上の流産の確立があるような事はいろいろなもので見たり、
妊娠が分かってからも気持ちの半分以上は常に流産を覚悟していたつもりです。
落ち着いて考え、どうするかは明日また判断することにしました。
翌朝、
やはり9時に産婦人科に電話し、少し腹痛も痛くなり出血も増えていたのでそれを伝えると、今日この後来れますか?と言われた為、すぐに向かいました。
受付を済ませ、その日も混み合う産婦人科の待合室で待つこと15分。
名前が呼ばれました。
先日と同じ先生に超音波で見てもらうと画面には胎嚢と小さな胎芽は映っているものの1週間前と胎芽の大きさが変わっておらず成長が止まっている。
今回は残念ながら流産による出血で、この後胎嚢が排出される際に大量に出血をすると感染症などのリスクも高まるため、胎嚢を取り除く「子宮内容除去術」をする事をすすめます。と言われました。
先生から詳しい手術の説明を受け、早い方がよいとのことだったので急遽、翌日に手術を受けることにしました。
この手術、人工中絶の時と同じ内容になります。
初診では淡々としてる印象の先生でしたが、説明の仕方がわかりやすく丁寧であまり不安を与えないように話してるように感じ、信頼おける先生かも、とこの時思う事ができました。
その後は流産の原因調査のため子宮頸癌とクラミジア検査→手術前検査(検尿・採血・胸部レントゲン・心電図)→看護師さんからも当日の注意事項・全身麻酔の副作用などの説明を受け、昼前には自宅に帰りその日一日仕事は休みました。
この日のお会計(実費):¥14,050
ちなみに..今回の子宮頸癌とクラミジア検査は正常妊娠の場合でも受ける検査だったので、初診のあとに母子手帳と一緒にもらっていた市の助成券5,500円分が使えました。
このようなことがあるので心拍確認の前でも母子手帳(=役所での妊娠届&助成券受け取り)もらっておいても良いのかもしれません。流産の場合でも特に役所への連絡は必要ありません。
母子手帳もらうタイミング少し早いのでは?と思ってましたが、だから前回先生がもうもらっておいてくださいと言ってたのか・・とここで理解。
■7週2日(稽留流産)
受診後手術までの症状
・出血量:夜にかけだんだんと生理2日目くらいの量まで増える
・腹痛:はじめは弱かったものの結構きつめの生理痛の時の痛みに変化(もう薬が飲めたので痛み止めを一回服用。)
・つわり:初めから今まで一切なし(流産の場合でもつわりが残る事もあるようで、私の場合は今回ありませんでした。)
その日の流産の報告
・旦那
・私側の家族
・休みをとるため妊娠を伝えていた職場の上司ふたり
病院関係
・翌日朝9時に病院へ、日帰り入院(当日朝の飲食禁止、自分で車の運転も禁止)
・寝る前に飲む薬1錠をもらう(胃の分泌物を少なくし麻酔手術中の吐き気をおさえる薬でした)
今回の妊娠は残念な結果となりましたが今(手術から3日経過)は夫婦ともども気持ちの整理もできてきた頃で、体調はびっくりするくらい良くなりました。
今まで眠くてだるかったのが嘘のようになくなってしまいました。
術後3日ぐらいは安静にとのことでしたが、在宅なら無理のない範囲で仕事しても良いとの事で、手術翌日からふつうに家で仕事をしています。私の場合はそれくらいの方が心身ともに調子が戻ってくるような気がしました。
というわけで次回手術当日の体験談です。
結構びっくりする事がありました・・